SORAMIMI on the hill

浜松市企画が募集した「みんなのはままつ創造プロジェクト」に事業提案としたところ、めでたく採択された。
もちろん、ひとりで企画・立案したわけではない。
ここ２年の間に出会った人達とともに、まさに、雑談をしている中から生まれたアイデアをカタチにした結果である。
ひとりでは、全くラチがあかない、と思っていたモヤモヤとした状況が、なぜかその日は、不思議なほどくっきりと晴れていくような気分だった。
誰かの言葉に反応し、ひらめきがアイデアになり、企画として発展していった。
奇跡的な時間が、その時、訪れた。

３案を事業提案し、２件が採択された。
自分自身は、そのすべてに名を連ねていたわけではないが、メンバーとしての意識が企画書を書かせたのだと思う。
強い手応えは感じていた。自信もあった。
そして狙い通り、２件が採択された。
ただし、採択された案件の予想はハズれたが・・・。



オムニバス漫才ムービー「南十字星によろしく！」が、そのひとつ。
映画である。
そう、映画を製作することになったのだ。
３年前には、まったく予想もしていなかったことだ。
しかし、今、目の前にその事実があることを考えると、時は満ちた、と言えるのかも知れない。
マスメディアの仕事、営業の仕事、原稿を書く仕事、デザインをする仕事、編集をする仕事、動画を撮影する仕事、インターネット生放送の仕事・・・。
これまでの多くの経験が、今をつくっているのだと思う。
新卒新入社員１日目に、会社を辞めようと、辞表を提出したあの時から、今まで、すべてはつながっている。
つじつまを合わせることが不可能なくらい、揺れ動いてきた道のり。
30年後にここに辿り着くことになるとは・・・。